ビタミンC誘導体の種類 その4
こんにちは、トゥヴェール商品開発係の平野でございます。
持久力のあるビタミンC誘導体といえば、油溶性ビタミンC誘導体が相当します。
なぜ、持久力かと申しますと、ビタミンCを肌へ供給する時間が長いからです。
一般的な水溶性ビタミンC誘導体は、酵素によって切断されて、ビタミンCになるための部分は一つ。
そのため、すぐに酵素によって切断されて、効果を発揮します。
一方、油溶性ビタミンC誘導体の場合は、この部分が二つ以上。ビタミンCとして効果を発揮するには、何度も切断されて初めてビタミンCとなります。
この切断に時間がかかるため、その結果、じわじわビタミンCを肌に供給でき、水溶性ビタミンC誘導体が分解された後、じっくりと効果を発揮します。
ちなみに油溶性ビタミンC誘導体は、油に溶ける部分(脂肪酸)を2つ以上持っているため、油に溶けます。
一つだけだと油には溶けることが出来ず、2つ以上で油に溶けます。
常温でオイル状のため、取り扱いが楽で、VCH-100がその代表例となります。
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