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2014年4月 9日 (水)

「セラミドミルク」vs「ナノエマルジョン」 比較レポート その3

こんにちは! 商品テスト係のhanaです。

今回は『セラミドミルク』と『ナノエマルジョン』を比較していますが、 どちらも優劣つけがたい優れモノということを実感するばかり。

でもそれでは比較の意味がないので整理すると、 まず違うのは、手にとる時のテクスチャー。

セラミドミルクは、クセのないなめらかな乳液状なのに対して、 ナノエマルジョンは、肌当たりは柔らかいものの、テクスチャーは水のようにサラサラ。

どちらも浸透力が高いものの、 ナノ化されている分、ナノエマルジョンの方がより高浸透な感じがします。 ただし、セラミドミルクは、肌バリアと同じラメラ液晶タイプだから肌なじみは◎ 浸透力については甲乙つけがたいところです。

そして一番気になる、肌への効果ですが・・・ あえて言うなら、保湿力はナノエマルジョンの方が高いように感じます。 冬~春の乾燥の激しい季節でも、つけた時のこっくりとした保湿感が一日中持続。 目元のカサつきはもちろんありませんし、おでこのつっぱり感も出ません。

つまり、肌が内側から潤ってる感じが一日中続くのです。

一方セラミドミルクはというと、しっとり感とは少し違って、 肌自体がふっくらしてくるのを実感しました。 続けるほどに、もっちり感が高まっていくというか、肌がだんだん整っていくような感覚です。

と、やっぱり甲乙つけがたい・・・ どちらもセラミドを高配合しているので、肌バリアを強化し、潤いを逃がさない健やかな肌を育てるのは確か。

その上で、 とにかく保湿重視という方はナノエマルジョン 肌のふっくら感を育てたい方はセラミドミルク といったところでしょうか。 秋冬と春夏で使い分けてもいいのかもしれませんね。






コメント

渡辺さん、こんにちは

申し訳ないのですが、出典につきましては失念いたしました。
油化学という雑誌からの抜粋ですが、どの号のどのページかはわかりません。

いつもトゥヴェールの商品を愛用させていただいてます。
新商品のセラミドミルクがとても興味深くて色々過去ブログ等を辿っていたら
段々と分からないところが増えてきてしまいました。

まず、セラミドミルクのセラミド2の配合量についてです。

1/15のブログでは、
「セラミド1,2,3,6を配合して、合計4.6%濃度で、ヒト型セラミド商品では日本一の濃度になっていると思います。(セラミド2のみで4.5%)」

3/2のブログでは、
「実は、セラミド含有量は4.6%にしたかったのですが、なぜか0.1%を上げると、乳化不良になってしまいました。そのため安定性の良い4.5%で商品化を行い、」

となっています。
ということは、現在は、セラミド2のみで4.4%、
セラミド136は合わせて0.1%、ということでしょうか?(疑問1)

次に、ナノエマルジョンとの違いです。

4/9のブログでは、
「どちらも浸透力が高いものの、ナノ化されている分、ナノエマルジョンの方がより高浸透な感じがします。ただし、セラミドミルクは、肌バリアと同じラメラ液晶タイプだから肌なじみは◎」とあります。

ナノエマルジョンの構造については
だいぶ前の「お肌のお手入れと美容情報エトセトラ」の2011/8/16のブログで、
「リポソーム化粧品で有名なメーカーで製造されており、10%の合成セラミドをリポソーム化したものです。ヒト型セラミドやアミノ酸も同時にリポソーム化しています。」

と書いてあります。

「リポソーム」と「ラメラ液晶」は、一般にはほぼ同様の意味合いで用いられている
ようなので、ナノエマルジョンの構造は、ラメラ液晶タイプ、ということなんだと思います。

もしセラミドミルクとの違いについても
「セラミドミルク『も』、肌バリアと同じラメラ液晶タイプだから…」
みたいに書かれていれば、あぁどっちもラメラ液晶タイプだから肌馴染みは良いけど、
よりナノ化されてる分、ナノエマルジョンの方がより高浸透なのね。と納得するのですが、

「『ただし』、セラミドミルク『は』、肌バリアと同じラメラ液晶タイプだから」

と書かれている。
わざわざ対比させるように表現している、ということは、
「セラミドミルク」は、ラメラ液晶構造を有している。
けれど、「ナノエマルジョン」は、ラメラ液晶構造を有してない、ってこと?(疑問2)

混乱してしまいました。

そもそも、ナノエマルジョンがリポソームだということや
セラミドミルクがラメラ液晶タイプ(=リポソーム?)だということは、
トゥヴェールさんはどうやって確認をされたんでしょうか??(疑問3)

疑問1~3について、スッキリなるといいのですが・・・

よろしくお願いいたします。

こんにちは

セラミドの配合量ですが、セラミド2で4.5%でセラミド1,3,6が約0.1%となっています。

3/2のブログは少し足りなくて申し訳ございません。
セラミド2単独で4.6%を目指していましたが、これがむずかしかったため、セラミド2は4.5%となりました。

リポソームとラメラ液晶は違います。
リポソームはレシチンで乳化し、粒子が小さな状態で、ナノエマルジョンが相当します。
セラミドミルクはレシチンは使っていませんので、リポソームにはなりません。

また、ラメラ液晶はリポソームに比べて、粒子が大きなものとなります。

ナノエマルジョンはリポソームですが、肌に塗った後、リポソームからセラミドが放出されて、肌の中でラメラ液晶を形成します。
セラミドミルクは最初からラメラ液晶になっています。

ナノエマルジョンがリポソームかどうかは、レーザー回析粒度分布装置で、粒子径から判断しています。
ナノエマルジョンとセラミドミルク共にリポソーム化粧品を製造している工場で製造しており、ナノエマルジョンはリポソーム製造装置である超高圧乳化装置を使用しています。
セラミドミルクのラメラ液晶の確認は特殊な設備が必要なため、ラメラ液晶を化粧品素材に販売している大手の化粧品原料商社に協力してもらいました。

平野様

丁寧にありがとうございます。

セラミドの配合量、了解しました。

リポソームとラメラ液晶については、もう少し追記が必要でした。

セラミドミルクも全成分中に水添レシチンは入っていたので、
あくまで構造に焦点を当てて、リポソーム≒ラメラ液晶で質問をしたのですが、
セラミドミルクの方はメインの構成脂質は水添レシチンではないということで了解しました。

ただ、今回の疑問で一番気掛かりだったのは、
改正前の薬事法におけるリポソームの定義としての、
「リン脂質による『脂質二重層』から成る閉鎖小胞体」の
「脂質二重層(つまりラメラ構造)」があるのかどうかのところです。

平野様の仰る
「リポソームはレシチンで乳化し、粒子が小さな状態で、ナノエマルジョンが相当します。」

この表現ですと、旧法の定義におけるリポソームなのか、
それとも、レシチンによるナノサイズのO/Wエマルションである
リピッドマイクロスフィアなのかが区別できない、というところと、

確認方法としても、粒子径だけでは、
やっぱり脂質二重層によるリポソームなのか、
O/Wエマルションであるリピッドマイクロスフィアなのか、
区別できないのではないか、というところです。

ナノエマルジョンに脂質二重層構造があるかどうかについて
透過型電子顕微鏡像での確認などはされてない、ということでしょうか?

セラミドミルクの方は、きちんと確認が取れているようなので安心しました。
粒子径が数百nmレベルとだいぶ大きいので、偏光顕微鏡にて
マルターゼクロス像が確認された、ということですよね?

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