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2012年5月20日 (日)

表皮ケアと真皮ケア その4

こんにちは、商品開発係りの平野でございます。

先日、ブログ内容が難しいという社内からのクレームがありました。

申し訳ないです。図を描けばよいのですが、その才能は持ち合わせていない為、もう少しわかりやすく書きたいと思います。

真皮のコラーゲン繊維が老化で少なくなると書きました。

真皮と聞くといまいちピンとこないかもしれません。しかし、私たちの身の回りには真皮で作った製品で満ち溢れています。

牛革の靴やハンドバック、財布、ジャンパーやコートなど。

革製品は、動物の皮を剥いで作ります。皮膚は表皮と真皮から成り立っていますが、剥いだ皮を石灰のアルカリで表皮を溶かして、その後真皮のみを取り出します。

このときの真皮はコラーゲン繊維の塊です。そのままだとコラーゲン繊維は腐りやすいため、クロムやアルミなどの金属の溶液に溶かすと、柔らかく、強靭で燃えにくく、腐りにくいコラーゲン繊維へと変化させます。

革靴や皮革製品の断面をみていただきますと、細かい繊維が見えますが、それこそがコラーゲン繊維となります。

真皮は表皮と違って、細胞が密に並んではいません。この繊維の間にまばらに繊維芽細胞が生息しています。同じところに一生いるのではなく、移動してコラーゲン繊維の修復や新たな繊維を作っています。

若い頃は繊維芽細胞はたくさんいますが、老化するにつれて細胞自体の数も減り、さらに細胞の元気もなくなってきます。

老化が進行すると、コラーゲン繊維を作るより、分解する酵素の働きが強くなります。そうなると、真皮の厚みが減少し、外部からの力を弾き返す弾力もなくなり、シワが出現しやすくなります。

コメント

今年に入ってブログの存在を知ってから毎日のぞきにきています。
が、ちょっとうろ覚えですが記事を書きなおされたのでしょうか?ご苦労さまです。
今日の記事すごく面白かったです。私は今日から革を見るたびに真皮だ!コラーゲンだ!と思っちゃいます。まずは夫に自慢げに話します。

ブログ内容に関連して…アトピーの色素沈着について知りたいです。
真皮に落ちた色素沈着は一生落ちませんか?
真皮に色素が落ちたとどう判断するんでしょうか?
また、真皮に色素を落とさないためにはどうしたら良いでしょうか。

炎症が起きるとコラーゲンが減り、またステロイドを使用するとヒアルロン酸が減ると聞きました。
コラーゲンは、ビタミンEパウダーとプレミアムホワイトパウダーで増やして肌を強くしているつもりです。
しかし、ヒアルロン酸はどのように増やしたら良いのでしょうか?

アトピーのケアについて、お医者さんはステロイドを処方するだけで何も教えてくれません。
ステロイドだけではなく、本当に効果のあるケアを知りたいです。

勿論、美容にも興味がありますが、アトピーについても研究のほう、よろしくお願いしますm(__)m

さいさん、こんにちは

今回は記事を追加捕捉させていただきました。
できるだけわかりやすく・・ということに注意したいと思います。

真皮に落ちた色素沈着は、青色になります。
角質層や表皮のしみは茶色ですが、真皮は青なので、色のちがいでわかります。

真皮に落ちた場合は、美白剤では無理で、レーザー治療しかないと思います。
青あざなど、生まれつき真皮にメラニン色素が落ちている場合は、基本的にレーザー治療が中心となります。

アトピーの色素沈着はかきむしることに起因します。
かゆくても皮膚が破れないように搔く必要があります。

ヒアルロン酸につきましては、繊維芽細胞のケアをするプレミアムホワイトパウダーでのスキンケアを続行していただいたらよいと思います。
直接増やすように働きかけるわけではありませんが、繊維芽細胞の増殖を促して、ヒアルロン酸の生成を増やすようにします。

こんにちは、いつも楽しみに拝見しています。
社内から難しいとクレームがあったとのこと、素人に専門的なことを説明するのはさぞ大変かと思います。(ちなみに自分は文系の人間ですが、今までも十分わかりやすかったと思います。)
化粧品メーカーが、表面的な説明やイメージばかり重視している中で、肌や化粧品の仕組みについて科学的、理論的に説明されているこのブログは、本当に貴重な存在だと思っています。
トゥヴェールさんの製品を信用して購入する、大きな理由の1つです。
さらにわかりやすくなることは大変ありがたいですが、ブログの方向性は変えないでいただけるとうれしいです。

さくらこさん、こんにちは

ブログ内容は出来るだけわかりやすく、商品の考え方などをお伝えできればと思います。ブログの方向性を変えることはございませんので、ご安心ください。

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