ごぱんいろいろ・・
商品開発係りの平野でございます。
ごぱんはあれから色々なレシピを試して、食パン作りに励んでいます。
ただ、米は使わず相変わらず小麦粉ばかりです。
米で作ると、味が落ちるのが早いのと、少しでもレシピを変えるとパンがうまく焼けなかったり失敗することがありました。
なので、レシピを大幅に変えてもちゃんと焼ける小麦粉で試しています。
家族に好評なのは、アイスクリームパン。溶かしたアイスクリームをバターの代わりに練りこんでみました。アイスクリームを使おうと思ったのは、アイスクリームに含まれる食品添加物のパンの日持ち効果を期待してみたからです。
アイスクリームは、クリームで空気を乳化して、冷凍したもの。高級アイスクリームは卵黄を使いますが、安いものは乳化剤の補助に食品添加物を使うので、試しても良いのかなと。
ただ、パンの食品添加物といっても天然油脂に含まれるものを人工的に油から合成し、濃度を高めたものが、使われています。
そもそも食パンの味が落ちると感じるのは、油の劣化とでんぷんの老化の2種類が起こるため。特に影響が大きいのが、数日で起こるのがでんぷんの劣化。でんぷんの結晶が変化して、硬くなりますが、人間の舌は敏感にもそれを感じ取ってしまいます。
このでんぷんの老化を防ぐには、でんぷんの結晶の中に入りこんで、結晶の変化を抑える食品添加物が有効で、これがアイスクリームなどに使われています。
結果は、バターたっぷりの「メタボパン」より、あっさりクリーミーな味わいで生クリームやバターたっぷりに飽きたときには良い感じです。
ただし、アイスクリームパンは、アイスクリームに含まれる糖の分量を計算して、食パン作りに必要な砂糖の量から引く必要があります。
何はともあれ、ゴパンで作ったパンをカスタマー部の石川や広瀬に試食してもらったら、「結構、美味しく出来るんだ」と感心しきり。
だいぶお世辞が盛ってあるかもしれませんが、新たなパン作りに励んでいます(笑)
ちなみにアイスクリームパンの日持ちは期待したほどには・・・
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